2013年1月アーカイブ

世界金融危機

世界金融危機は、2008年アメリカ金融危機と言われることもありますが問題はアメリカ一国に留まりません。
騒がれた「サブプライムローン」の債権はヨーロッパ系の金融企業が多く購入していたこともあり、ヨーロッパでは特に多大な被害をもたらしています。

サブプライムローンは、本来低所得者向けであるという大きな特徴がありますが通常の「住宅ローン」にすぎません。
それが世界金融危機の引き金にまでなってしまったのは、住宅ローンの債権が金融商品として取引されるようになったせいです。
サブプライムローンは、特に一般的な住宅ローンに比べて利率が高いため投機的な性格を持っている債権でした。
そのため、少しでも早く・多く運転資金を得たい金融企業はレバレッジを利かせてまでこの債権購入に走ったという経緯があります。

一方、株主はサブプライムローンのリスクに対して非常に冷静・厳しい目を向けました。
リスクが顕在化した企業はあっという間に株が売りに出され、信用力が低下して起こったのが「負の連鎖」、大企業の相次ぐ倒産・身売りです。
特にリーマンブラザーズは、サブプライムローンなどに力を入れていたために一気に信用力が低下した企業の1つです。
役員報酬の高額さなどが知れ渡ることになり、国民感情もよくなかったことなどを背景にリーマンブラザーズへの公的資金投入や救済はなされませんでした。
金融業者の「マネーゲーム」に対し、世界金融危機以降多くの一般市民はよいイメージを持たなくなっています。
公益財団法人 国際金融情報センター

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